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ストレスと阪神タイガースの不思議な関係・・！
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ストレスと阪神タイガースでーす・・。 |
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ストレスと阪神タイガース
阪神タイガースが久しぶりに優勝すると、大阪の町はもうおおはしゃぎ！
地上に出ようとすると、どーんどーんと地響きがして、六甲おろしが聞こえてきた。
そこで見たのは、路上で、歌い騒ぎ、タイコ鳴らす、風船飛ばす、酒を飲む、
阪神ファンの群れ、群れ、群れ。
18年前の阪神タイガース優勝に興奮して、ケンタッキーのカーネルサンダー
おじさんの像が道頓堀に投げ込まれましたが、未だに川の中らしいです。
今回の優勝では、くいだおれ人形が狙われていたみたいです。
あれって結構手がかかっているから、けっこう高そう・・
あらゆる場所に人が登っている。「登らないように」と有刺鉄線が巻いてあっても、
阪神タイガース優勝の勢いで、おかまいなしだ。
カニ道楽の前には、警察とは別に、雇われたらしき警備員がいた。
関西人は、関東人に比べて、ストレスに対する免疫力が強いと思った。
ある私の恩師の方も、関西人は関東人にに比べて、不幸を笑いのネタにしてしまうから、
あれじゃストレスたまらなくていいと言われ、感心されていた。
よくに阪神タイガースファンの行動を見ていると、久しぶりに阪神タイガースが勝つと、
よくやったーともちろん応援するけれども、ずーっと負けてても、
ボロクソに言うけれども、
よーがんばった、でも負けちゃったよなー、今度は勝てよ、勝ちたいんや！
って言って決して見放さない・・
関東の球団ファンは、勝ってあたりまえ、負け続けるともう観客は来なくなるし、
ファンも減るだろう。
何か変な言い方だけれども、母親の愛、見放さない愛情みたいなものが感じられる。
阪神タイガースとファンがなんか気持ちで一体になっている絆みたいなのがあって、
それでストレスにも強いのではないのだろうか？
ストレスは、付き合い方次第でプラスにもなるし、マイナスにもなる両刃の剣だと
思うけれど、この例は上手にストレスをプラスに変化させている、
阪神マジックなんじゃないかなって思う。
阪神タイガースの優勝で、今回も道頓堀に飛び込んだ人達がいた。
さてこの道頓堀ダイブ、大阪府が意識調査を実施したところ
１０代に限ればその「大阪らしくてよい」が４０％だったそうだ。
道頓堀は糞便大腸菌も検出されていて、人体への害も事前に報道されているし、
阪神球団や星野仙一監督もダイブをやめるように言っていたと思う。
それでもダイブを期待して付近の映像を流しつづけるテレビや、あおりつづける人達の
おかげもあってか、今年も多くの人がダイブし、おまけに死者まで出てしまった。
もしかしたら飛び込んだ人々は本当の阪神ファンではないのかもしれない。
ただ単にお祭り騒ぎを楽しんでいただけなのかもしれない。
どちらにせよ、嬉しい気持ちはわかるけれど・・
さて、正直阪神タイガースファンって、バカなのだろうか・・？
ストレスを上手に発散させているところを見ると、ストレス・マネジメントにおいて、
かなりかしこいと思う。
ボケとツッコミ、不幸をギャグのネタにしてしまう楽しさ、お祭り騒ぎを楽しむ心の
情動発散が上手だなと思った。
道頓堀に飛び込こまなかった、大人の阪神ファンのことを想像した。
18年ぶりの優勝の喜びを噛みしめながら、今日も会社に出勤しているのだろうなあ、
新聞を買い占めてニコニコして、自宅で、居酒屋で、焼酎を飲むのかもしれないなあ、
と思った。
大切で好きなものがあるって、うらやましい。
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